今回は、前回の続き、不動産業界におけるDX導入の最新事例についてご紹介します。
不動産業界におけるDX導入の最新事例
それでは、すでに実用化されている不動産業界におけるDXを紹介していきましょう。
ここに紹介したのはごく一部ですが、現在では業界全体が変革期にあるといえます。
今後、今までになかったサービスが数多く生まれることでしょう。
賃貸募集を自動化するアプリツールの導入
DXによる自動化の例として典型的なものは、
自社の管理物件に空室が出そうになった時に、
自動的に賃貸募集ページが作成され、
簡単な操作でアップデートできるツールです。
このようなツールは、複数の会社から提供されています。
いままでは、空室が出そうになると、
その都度賃貸募集ページを作成し、細かい情報や写真をアップロードして
ページを作成していたのですが、このような手間を省くことができます。
また、アプリ上で物件の内見予約を行い、
現地集合・現地解散ができるようにしたのも不動産業界では画期的です。
海外投資家向け物件情報提供サービス
投資物件の情報提供をできるだけスムーズに行い、
インターネット上で不動産取引をワンストップで行おうとするサービスも出てきています。
中には、物件写真を海外から送信すると、
画像認識で物件を特定し、その物件の情報がデータペースから
自動的に顧客に送信されるというシステムを提供するものもあります。
今までは、海外投資家とのやり取りは特定のエージェントに限られていましたが、
このようなサービスの導入によってもっと一般化するかもしれません。
まとめ
DXは単に情報をデータ化するだけではなく、
データ化された情報をうまく処理することによって
業務プロセスの変革や新サービスの創出につなげようとするものです。
今まで不動産業界はアナログに頼る面が多かったのですが、
今後は政府の後押しもあり、一気にDX化が進むことでしょう。
この波に乗り遅れないよう、ぜひ自社の業務プロセスを
DXで改善することを検討してみてはいかがでしょうか。
このブログを書いた人
コンスピリート・ブログライター
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