いつもご覧いただきありがとうございます。
コンスピ広報です。
今回は、YOUTUBEのコンスピリート公式チャンネルにて配信させていただきました
第12回:不動産経営でQOLを爆上げよう!の内容をお送りしたいと思います。
今回のお題は「不動産売買にかかる諸費用」です。
ものすごく基本的なところですが、不動産を売買するときには必ず掛かってくる
経費のお話ですので、改めて確認しておきましょう!
不動産を売買するとき、売買代金の他に掛かるのが「諸費用」ですね。
一括りで諸費用と呼んでいますが、その内訳は大体こんなふうに分けられます。
・仲介手数料
これは、取引形態が「仲介」「媒介」のときに成功報酬として支払うものなので、
売主買主直接取引の場合には、かかりませんね。
仲介手数料については、こちらの動画をチェック!
・収入印紙代(税)
これは、売買契約書に貼付する場合、売買金額によって印紙の金額も変動します。
税額一覧はこの通りです。
売買契約書に貼るときは、売主買主で費用折半とするのが通例ですね。
また、売買契約書の他に、買主がローンを使って購入する場合、
金融機関との金消契約書(金消契約=金銭消費貸借契約)にも貼付する必要があります。
買主ご自身で印紙を用意していくケースもあれば、金融機関側が用意していて、
融資決済時に印紙代分を差し引くというケースもありますね。
金消契約書に貼る印紙代も借入金額によって変わりますので、
上記一覧をご参照ください。
・登記費用
文字通り、売買の対象不動産の登記に関わる費用で、司法書士へ委任するのが通常です。
一口で「登記費用」と呼んでいますが、厳密に言うと、「登録免許税」
「登記情報の取得費用」「司法書士の報酬」「交通費・出張費・郵送料」などを
まとめて「登記費用」と呼んでいます。
一見、登記費用=司法書士の報酬と思われがちですが、
その大半は「登録免許税」という税金になります。
本来買主が国に納める登録免許税を司法書士が預かって、代理に納めています。
また、買主側で必要になるのは、所有権移転登記、ローンで購入する場合には
さらに金融機関の抵当権をつけるための登記費用が必要になります。
対して売主側は、当時ローンで買っている場合には、その抵当権が付いていますので、
それを外すための抵当権抹消費用が掛かることになります。
・火災保険料
ローンで購入する場合には、貸出条件になりますのでmustですが、
現金購入の場合は特に加入義務はありません。
非耐火建築の古い家屋を購入する場合には金額大きくなるケースもありますので、
事前に保障内容別に見積りを取っておきましょう。
・ローン事務手数料(またはローン保証料)
これも読んで字の如くですが、住宅ローンと収益不動産を購入する際のローンとでは、
金融機関やノンバンクへ支払う性質が異なります。
収益不動産を購入する場合には、ローン事務手数料の名目で支払うことが多いと思います。
対して、ご自身で住む住宅ローンの場合は、債務をグループ内の保証会社に
保証してもらうため、その保証の手数料として支払うことになります。
保証料は初回一括というケースと、初回ではなく金利に転嫁するケースとがあるので、
必ずしも諸費用へ入るというものでもありません。
金額的には、一律いくらというところもありますが、融資額の数パーセントという、
料率で設定されているところもありますね。
ローン事務手数料とローン保証料はやや性質は異なりますが、
金融機関へ支払うものという括りで、一緒にさせて貰いました。
はい、ここまで不動産購入にかかる諸費用の内訳を挙げて参りましたが、
改めて見ると不動産は本体の売買価格以外に結構費用がかかるな、と思いますよね。
ちなみに、ご紹介した以外では、固定資産税の精算分、
マンションであれば管理費・修繕積立金の精算分、適合証明の取得費などなど、
購入する物件ごとによっても変わります。
不動産取得税については、一定要件を満たしたご自宅購入の場合には
非課税となりますが、収益物件の場合には間違いなくかかってくるものです。
納付時期は自治体によってまちまちですし、
取得後しばらく経ってから納税通知が届くので、
諸費用に含めるかどうかは意見の分かれるところですが、
イニシャルコストであることは間違いないので、
個人的には諸費用に予算として含めておくことをおすすめしています。
特に不動産経営の場合、
イニシャルコストがまず手元のキャッシュを棄損する箇所でもあるので、
どの程度の期間で回収できるかといった視点でも、
諸費用を読んでおかれることをおすすめします。
不動産はとかく、本体価格以外に掛かる諸費用が大きくなる商品ですので、
ここを念頭置いて、いい物件を納得のいくかたちで取得して頂きたいな、と思います!
よろしければコンスピリート公式チャンネルも是非ご覧ください。
チャンネル登録、高評価もよろしくお願いします!
それでは、コンスピ広報でした!
このブログを書いた人
コンスピリート広報
自社の認知度、ブランド力を向上するために社内、社外に向けて情報発信をしています。市場、競合、自社の調査や分析からリーチ方法を明確化しプロモーション活動を行います。