こんにちは、建物管理部です。

今回は「ゴミ袋の指定をしている自治体」について深掘りしていこうと思います。

 

 

ゴミ出しを分別するのは「自治体のルール」に従う必要がある一方、

住民から見たら「自治体のルール」というのが余りに細分化していると感じています。

 

そもそも一体何のために、ゴミ袋を有料にするのか。

それはゴミ袋を指定していることで、メリットがあるからです。

 

ある調査によると

全国の自治体のうちゴミ袋を指定することにより

ゴミの量が減少したとの報告があります。

出典:http://www2.toyo.ac.jp/~yamaya/yuryoka155shi_genryokouka.pdf

 

一方、デメリットとしてゴミ袋を指定する自治体は財政力が弱い傾向があります。

 

住民に負担を課すことによりゴミ処理負担を自治体が逃れているとも言えます。

 

そしてゴミ袋を指定/指定しないというのは、1袋ごとに数十円がかかります。

これを年間コストで考えると費用が、ゴミを減らすと言う大義名分の元追加でかかってくる訳です。

 

出典:https://www.env.go.jp/recycle/waste/tool_gwd3r/ps/ps-guide01.pdf

 

 

環境省の調査データを下に示します。

https://www.env.go.jp/recycle/waste/tool_gwd3r/ps/ps.pdf

 

ゴミ袋を有料化することは住民の受容性を考慮することも重要であり、

住民の利便性を取るのかゴミを減らすのか二項対立に陥っております。

 

当たり前のことですが、あらかじめ決められたゴミ出しルールは守るのが当然となります。

賃貸物件を選ぶ際には、その地域のゴミ袋の指定の有無も事前に調べておくと安心ですね。

 

自治体のホームページに記載がありますのでお引越し先を検討する時には参考にしてみてください。

 

 

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このブログを書いた人

建物管理部
建物管理部は物件に関わるモノ(建物、共用設備、室内設備など)を対象とする管理業務全般。不動産の建物部分のメンテナンスをしています。入居者様のクレーム対応や修理オーダーなどもこちらで対応しています。現場の清掃員の管理や火災保険の申請業務も行っています。