不動産投資というと、マンション投資やアパート経営を
思い浮かぶ人も多いのではないでしょうか?

しかし、マンションやアパート経営は空室や修繕のリスクがあり、
なかなか飛び込めないという人にも
比較的取り組みやすい投資がコインランドリー投資です。

市場規模も年々高まり需要も増えていますが、
どのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか？
また開業にかかる費用などはどのくらいかかるのでしょうか？

この記事ではコインランドリー投資について詳しく解説します。

コインランドリー投資とは？

コインランドリー投資とは、名前通りコインランドリーを経営し、
収益を得る事業のことを指します。

近年、コインランドリー市場は、非常に増加しているのです。
下記の表を見てみましょう。引用：矢野経済研究所：「コインランドリー市場規模推移・予測」

2016年には770億円程度だったのが、
2020年度には1,000億円規模にまで上昇していることがわかります。
また常に前年比を越えており、今後市場規模の増加も
非常に見込める事業といえるでしょう。

また、コインランドリー投資は、自分で経営するといっても
管理を任せる方法だと、ほとんどはコインランドリー業者が行います。

オーナーであるあなたは、特に動くことが無く
収入を受け取ることができる方法もあり、サラリーマンなどは
副業感覚で取り組むこともできる投資です。
さまざまな可能性が広がる投資ともいえるでしょう。

コインランドリー投資を行うメリットやデメリットについて

では、コインランドリー投資にはどのようなメリットがあるのでしょうか？
またメリットがあればデメリットもあります。
メリットやデメリットについて解説しましょう。

まずメリットとして挙げられるのが、
マンション投資やアパート経営にある空室のリスクがないという点です。

その場所にコインランドリーがある以上、
コインランドリーの売上を得ることができます。

もちろんきちんと稼働していることが絶対条件となるのですが、
不採算になるような店舗にそもそもコインランドリー業者も出店の許可を出しません。

ある程度の顧客層を見込んだうえで出店しますので、
全く赤字で早期撤退といった可能性はそう高くはないのです。

また、管理に手間がかからないといった点もメリットとして挙げられます。
コインランドリー業者と提携し、一定のフィーを支払うことで
管理全般を引き受けてくれると、ほとんどオーナーは動く必要がありません。

専門知識も必要なく未経験でも投資可能な点もメリットといえるでしょう。
逆にデメリットにはどのようなものがあるのでしょうか？

最も大きなデメリットは、初期投資にかかる費用が大きい点です。

コインランドリーを行う場合、その土地の広さにあわせて
洗濯機や乾燥機の購入、店舗の建築などを行わなければいけません。

万が一、失敗し撤退となってしまうと大きな損失になってしまうケースがあります。
また、コインランドリーは基本的に無人経営のため、防犯面の不安が考えられるでしょう。
防犯カメラや、防犯設備の設置等にかかる費用も必要です。

これらコスト面に関して金額が大きくなりがちなのがデメリットとして挙げられます。
メリットやデメリットをしっかりと理解した上でコインランドリー投資を行いましょう。

次回はコインランドリー投資開業にかかる費用についてご紹介します。