今回は、前回の続き、コインランドリー投資開業にかかる費用についてご紹介します。

コインランドリーの開業にかかる費用は？

前回の記事で、コインランドリー投資のデメリットとして初期費用の高さを挙げました。
では、開業にあたり初期費用はどの程度かかるのでしょうか？

初期費用に関しては、
土地をもともと所有しているかどうか
どの位の店舗を計画しているのか
によって大きく異なります。

また、フランチャイズに加盟してコインランドリー投資を行う場合は、
加盟店料が必要なケースも考えられるでしょう。

どのようなスタイルで投資を行うかによって大きく変わりますが
3,000万円以上の初期投資がかかる場合もあり
決して気軽に投資できるというわけではありません。

店舗の設計建築や設備の購入など、複数社から見積もりを取り、
なるべくコストパフォーマンスに優れた投資を心がける必要があるでしょう。

コインランドリーのオーナーになるための流れ

コインランドリー投資はマンションやアパート投資と同様、
不労所得のような取り扱いで収益を上げることができると前述しました。
では、コインランドリーのオーナーになるには、
どのような流れが必要なのでしょうか？

ここからは、ステップごとに
コインランドリーのオーナーになるための流れについて解説します。

ステップ1　出店の相談
まずは、自分が所有している土地やめぼしい土地があり
コインランドリー投資に興味がある場合、まずはコインランドリー業者への相談です。
コインランドリー投資について、さまざまな点を相談してみましょう。

ステップ2　市場調査
所有している土地などがコインランドリー投資として
採算が取れる地域かどうかの調査を行います。
コインランドリー投資になにより大切なポイントは立地です。
立地の人口調査や近隣のライバル店舗などの調査を行います。

ステップ3　見積もり及び計画書の作成
コインランドリー投資にふさわしい立地となると、
開業費用の見積もりや計画書を作成してくれます。
特に、計画書は、今後の投資に伴う融資などにも役立ち、
詳しい費用やスケジュールに関しての資料となるでしょう。

ステップ4　契約
計画書や見積書にご同意してコインランドリー投資を行うと決めると、
コインランドリー業者との契約です。
この時点で、加盟店料等が発生する場合もありますので、
資金の準備がこのあたりから必要となります。

ステップ5　店舗施工
店舗の建築や機器の搬入が行われます。

ステップ6　開店の準備
開店の広告や、店舗の装飾を行わなければいけません。

ステップ7　オープン
これらの段階をふまえてはれてコインランドリーオーナーとなります。

安定顧客がつくと長期投資も可能

初期費用の大きさから、
決して気軽に取り組める投資というわけではありませんが、
市場調査を行った上での開業なので、
早期撤退などの可能性はそう高くはありません。

副業的な間隔で取り組むことができ、比較的自由度も高い投資といえるでしょう。
また、開業して一定期間が経過すると
周りの世帯にも認知され、安定顧客となるでしょう。

そうなると、新規でライバル店舗が参入しても
なかなか顧客を取り込みつらいエリアとなります。

まだまだ数はそう多くはなく、今なら先行者利益も狙えるのが
コインランドリー投資といえるでしょう。