こんにちは、コンスピリート長谷川です。
自社ブログには、
久々の登場となります。
本日は分かりやすく『告知』で参上した次第です。
“CSプレミアム会員”
どこかの衛星放送的なネーミングですが、
こちらのサービスが2022年4月よりリリースとなりました。
今回はサービス内容も去ることながら、
再開に至った経緯やその背景について、
2回に分けて書かせていただこうと考えております。
実は以前も同会員サービスを提供していたのですが、
スルガショック以降、
一時サービスを取りやめておりました。
と申しますのも、
同サービスの中心が、
「不動産経営に係るセカンドオピニオン」だったためです。
スルガショック以降、
周知の通り金融機関の融資引き締めが顕著となり、
特に一棟物件の融資は
一般の方々が取り組みやすい商品ではなくなりました。
したがって、必然業界全体での取引量も減少したことで、
このサービスも一旦中止ということになった次第です。
当時も、今もコンスピが目指しているのは、
「とにかく買いましょう」的な風潮へのカウンターになるということ、
数多ある業者が何の検証もなしに物件を勧めることに対する
抑止力の役割を果たしたいということです。
この考えが社内のコンテンツの中で
最も色濃く出ているサービスがこのCSプレミアム会員でした。
サービスの柱は先述の通り、
「セカンドオピニオン」として機能することです。
つまり、他社から紹介されている案件に対して
一定の客観性をもってデータ収集や分析、
検証作業を行いますということですね。
そして、それをレポーティングする、と。
データのソースも、
REINSはもちろんのこと、
名だたる賃貸ポータルサイトの業者サイドである
「業者間流通」情報の裏取りや、
東京カンテイ、TAS-MAP、ROOK2、GATE等、
業者の使用するツールを用いて、
分析・検証作業に当たっておりました。
情報の分析、レポートに当たるのは
CPMや賃貸不動産経営管理士、
宅建取引士、建築士、相続アドバイザー、
FP等、有資格でかつコンサルティング経験の長い
手練れのメンバーです。
4年前あたりで最大50名程度の方々には
ご利用いただいていたものと思います。
スルガ銀行、西武信金、静銀と
高グロスの物件が引きも切らさず取引されていた
あの時代のことでございます(嗚呼懐かしい)。
さて、一旦停止させていたこのサービスを
なぜいま再開させようと考えたのか。
特に不動産取引量が元に戻ったわけでもないのに…。
それは、スルガショック以降、
コンスピが全身全霊を傾けてきた、
「収益改善事業」の経験に因るものです。
また当時とは違った形で
コンスピのコンサルティング力を
活かして頂けるのではないか。
そう考えたことが“CSプレミアム会員”再始動の発端でした。
(後編につづく)
このブログを書いた人
CPM 長谷川 悠介
CPM(米国公認不動産経営管理士)有資格者が様々な分野についてわかりやすく説明します。