※前回の続き「NFT不動産投資の最新事情 NFTの基本から徹底解説」についてご紹介します。
NFT不動産投資が注目される理由
ここまでNFT不動産投資が注目されるのは、
単に真新しさだけではありません。
NFT不動産投資は仮想空間で行われるために、
投資家が、今までの実物不動産投資には
なかったメリットに気づき始めているのです。
世界中の投資家と取引可能
NFTで取引されるメタバースには
世界中の人々が出入りしており、
世界中の投資家が取引に参加しています。
そのため、マーケットを通じて
世界中の投資家と取引が可能となるのです。
現在ではNFTの種類が少なかったり、
海外サイトに直接アクセスしなければ
NFTトークンを購入できなかったりして、
日本人が取引に参加するには少し
ハードルがあります。もっとも、
日本の取引所の中にもNFTトークンの
取り扱いを始めるところも出てきたため、
今後はもっと使いやすくなっていくでしょう。
災害リスク・老朽化リスクがない
不動産投資に付きまとうのは、
災害リスクや老朽化リスクです。
日本の不動産における大雨・台風、
地震リスクはもちろんのこと、
海外不動産投資においても
ハリケーンや水害のリスクはあります。
また、建物が老朽化するにつれて、
維持費・修繕費が上がるなどの
事業リスクも常に念頭に置いて
おかなければならないリスクです。
メタバース上のNFT不動産投資では、
このようなリスクは一切ありません。
そのため、思いがけない出費によって
投資対象の収益性が悪くなるというリスクは、
実物不動産投資よりも小さいといえるでしょう。
手数料・固定費が安い
NFT不動産投資は、購入時、売却時の
手数料や不動産取得税・固定資産税など
不動産投資特有の税金に悩まされる
必要がないという点は大きなメリットです。
NFT不動産投資におけるトークンの購入は、
ビットコインやイーサリアムなどの
仮想通貨を通じて行います。
一般的にトークン購入の際には仲介業者に
手数料を支払う必要がないために、
実物不動産投資に比べ初期費用を
かなり節約できます。
また、投資期間中の維持費や税金も
考える必要がないことから、
投資効率の良い投資と評価できるでしょう。
NFT不動産投資を始める方法
NFT不動産投資を始めるためには、
まずは情報収集が必要です。
現在、NFT不動産投資ができる
代表的なメタバースには
「Decentraland(ディセントラランド)」と
「The Sand Box(ザ・サンドボックス)」
がありますので、Webサイトや
NFTマーケットの売買情報を
のぞいてみるのも良いかもしれません。
NFT不動産投資はNFTトークンを仮想通貨で
購入することによって行います。
したがって、まずは、NFTトークンの
購入できる取引所に口座を開設して、
仮想通貨を購入するところから
スタートしてみましょう。
まとめ
NFTはデジタル資産の取引を可能にする
画期的な技術で、今後アートや映像など
さまざまな場面で利用されていくでしょう。
NFTを活用した仮想空間における
不動産投資はまだ始まったばかりですが、
すでに投資対象として確立されています。
簡便な手続きで世界中の投資家と
取引できることは魅力的ですし、今後
投資規模もますます大きくなっていくでしょう。
仮想空間の運営者に対する信用度や
法整備など解決しなければならない
ハードルもありますが、今後新しい投資
として発展していく可能性は十分にあります。
今のうちにNFT不動産投資に関する
情報収集から始めてみてはいかがでしょうか。
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このブログを書いた人
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