いつもご覧いただきありがとうございます。
コンスピ広報です。

今回は、YOUTUBEのコンスピリート公式チャンネルにて配信させていただきました
第25回:不動産経営でQOLを爆上げよう!
の内容をお送りしたいと思います。

今回のコンスピチャンネル、お題は
プロパーローンってなに? です。

聞きなじみのない方もいるかもしれませんが、
融資を受けて不動産を買い進めるには、
知っておいた方がいい内容ですね。

それでは、さっそく始めましょう!

一棟アパートを購入するときに、
「地銀でプロパーの枠を持っている」
なんて言い方をするときがあります。
この「プロパーローン」とは、
金融機関が保証会社を介さずに、
独自の審査で融資を行うローンを意味します。

一般的な住宅ローンでは、
保証会社を介して融資が行われていて、
仮に債務者の返済が困難になった場合には、
保証会社が債務者にかわって
ローンの返済を行うしくみになっています。

このしくみによって、
金融機関側は貸し倒れのリスクを
取らずに済んでいるわけですね。

対して、プロパーローンは、
金融機関が貸付金利で利ザヤを得る代わりに、
回収できない場合のリスクを取って、
貸出を実施します。

プロパーローンと対比されるのが、
いわゆる「アパートローン」などに代表される、
パッケージローンです。
例えばアパートローンの場合には、
当然資金使途はアパート購入に限定されていて、
利用者の属性や融資金額、金利、
融資期間、返済方法などが
予め規定されていて、
その規定の範囲内でしか融資を受けられません。

プロパーローンは、
金融機関が独自に審査を行うことから、
完全なオーダーメイドの融資と
言い換えることができます。

事業収益性の高さと固さが読めれば、
融資金額や金利が優遇され、
パッケージローンに比べて好条件で
融資を受けられる可能性が高くなります。

ただ、メリットばかりでなく、
当然プロパーローンならではの
デメリットも存在します。

簡単に挙げてみますと…

①審査が厳しい

②融資期間が短くなるケースが多い

③自己資金の拠出割合が大きくなる

となります。

金融機関がリスクを取って
融資をする形式のため、
当然審査は厳しくなりますし、
審査期間もパッケージローンと比べて
長くなることが多いようです。

また、実効金利が低くなる代わりに、
融資期間も法定耐用年数
以上の期間となることはなく、
リスク抑制のため自己資金の拠出も
大きく求められがちです。

こうした特徴から、
期間が短い分、
キャッシュフローを出すには
やや不向きなものの、
金利を抑えたい人や、
バランスシートを良くしておきたい人に
とっては有用なローンとなります。

一般的な流れとしては、
ビギナーのオーナーや、
大きな自己資金の用立てが難しい方は
アパートローンから入り、
徐々にプロパーローンを利用できるよう
進めていく、という感じです。

なかなか一朝一夕で取り組むには
ハードルの高いプロパーローンですが、
不動産経営事業を拡大していくには
さけては通れないものと思います。

かといって、アパートローンが悪いという
話ではなく、状況やフェーズに応じて、
使い分けができるようになるのが
ベターだと思います。

それぞれのしくみを頭に入れて、
うまくコントロールしながら
不動産経営を行っていただけたら幸いです。

 

不動産経営について学ぶ

よろしければコンスピリート公式チャンネルも是非ご覧ください。
チャンネル登録、高評価もよろしくお願いします!
それでは、コンスピ広報でした!

このブログを書いた人

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