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コンスピ広報です。

今回は、YOUTUBEのコンスピリート公式チャンネルにて配信させていただきました第41回:不動産経営でQOLを爆上げよう!の内容をお送りしたいと思います。

それでは早速「個信」について簡単に解説していきたいと思います。

「個信」とは

収益不動産購入時のローン、自宅の住宅ローンをご利用したことがある方ならご存知の方も多いはずの「個信」。

我々も当たり前のように「個信」と呼ぶのに慣れてしまっていますが、正確には「個人信用情報」のことです。

ローンの申し込みを受けた金融機関や信販会社が審査の一環として申込者が過去にどんな取引をしていたか、信用情報機関に個人信用情報を照会して「貸し付けて問題ないかどうか」の判断を行います。

「個信」はローン審査の関門

身近なところでいえば、クレジットカードの審査に落ちてしまったときには、大抵「信用情報にキズがあった」ためだったりします。

「キズ」とは、信用情報機関に登録されている情報に「事故」の履歴があることを指します。
「事故」で最も多いのは恐らく返済の延滞ではないかと予想されます。

この延滞も、返済の額や借入の額の多寡には関係なく、うっかり残高不足であっても、「事故」は「事故」として登録されてしまいます。

以前自分のお客様で携帯代を一度支払い漏れたことがあったという方がおられました。
携帯代なら「個信」に影響はないかと思いきや、機種をローン購入している扱いとなっており、その返済が毎月分割で携帯代に転嫁されていたため、あっけなくローン否決ということもありました。

このように「個信」はローン審査の最初の関門であり、ここを突破できないかぎり、融資承認までは漕ぎつけません。

「個信」が登録されている信用情報機関

さて、最後にこの「個信」が登録されている信用情報機関について紹介しておきたいと思います。
主なものは3団体で「CIC」「JICC」「KSC」となります。

3団体それぞれに加盟している金融機関・会社が異なり、審査に応じて各団体に個信を照会します。

非常にざっくりですが、おおよその住み分けとしては、CICはクレジット会社が共同出資して設立された団体であることから、クレジット系の信用情報が登録されています。

JICCは貸金業法に基づく指定信用情報機関で、消費者金融の取引情報が多く登録されています。

KSCは全銀協が設置している信用情報機関で、全銀が運営していることからも分かる通り、銀行、信金、その他銀行業を営む企業などの持つ情報が登録されています。

3団体は別々の組織ではあるものの、審査の正確性を担保するため、相互に情報を共有するしくみになっています。

ブラックリストに注意

世間的に「ブラックリストに載る」といった言い方がありますが、実際に黒いファイルがある訳ではなく、指定信用情報機関相互の情報交流において「事故履歴」が共有されてしまうことで、新規の借入審査などが通らなくなる状態を言っている、ということになります。

日々の返済状況の積み重ねが全てですから、ローンでの物件購入をお考えの方は言うまでもなくご注意いただきたいところです。

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それでは、コンスピ広報でした!

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